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食材の選び方や固さは幼児や介護に精通する

なめらかにすり潰した状態のレシピは、離乳食のみならず、介護食にも生かされています。
胃腸への負担をかけないため、とかく、調理形態には舌で潰せる・歯ぐきで潰せる・歯ぐきで噛める固さなどが挙げられています。
使いやすい食材は、やはりお米ですが、お粥の状態も最初は10倍粥からはじめ、7倍・5倍・軟飯から通常のご飯へと慣らしていきます。
穀類では、じゃが芋などの芋類、次にうどんなどの麺類などが使いやすく、プラス、マカロニや食パン、中華麺などへと進めていきます。
離乳の完了となる目安は、形のある食物を噛み潰すことができるようになる程度で、エネルギーや栄養素の大部分を母乳以外の食物から摂取できる状態です。
生後12カ月から18カ月頃が目安といわれています。
食材の固さも豆腐を意識するのがよく、歯ぐきで噛める固さにまで慣れたら、親子で同じメニューも楽しめるようになりますし、元気であれば、小食であっても深く悩むことはなく、食べる量は個人差が大きいものです。

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